無印吉澤

Site Reliability Engineering(SRE)、ソフトウェア開発、クラウドコンピューティングなどについて、吉澤が調べたり試したことを書いていくブログです。

アンドパッド入社後に書いたブログ記事&プレゼン資料まとめ(随時更新)

2023年3月から株式会社アンドパッドに入社して、前職に引き続きSREとして活動しています。アンドパッド入社後は、ANDPAD Tech Blogにブログ記事を書くだけでなく、SREチームの採用や情報発信について考える機会も増えてきました。

このページでは、SRE Lounge/SRE NEXTなどのイベントで初めてお会いした人に向けて、自分のこれまでの活動をご紹介します。

目次

AWS Security Hub の導入

私が入社した時点では、セキュリティポリシーに反するリソースが作られても、それに気づきにくい状態だったため、AWS Security Hubを日常的に活用できるシステムを構築しました。そのシステムの詳細を、以下のブログ記事でご紹介しました。

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この話を発展させたプロポーザルをCloudNative Days Tokyo 2023に提出したのですが、残念ながら不採択になってしまいました……。

しかし、hsbtさんに色々調整していただいて開催したカヤック・アンドパッド 合同 プロポーザル供養会で、その一部を発表することができました。このプレゼンでは、Security Hubの活用が難しい理由と、その解決方法を解説しました。

アンチウイルスソフト Antivirus for Amazon S3 の導入

当時、アンドパッドで従来利用していたアンチウイルスソフトには、いろいろな問題が発生し始めてました。そこで、いくつかのOSSや商用製品を比較検討した結果、AWS Marketplace経由で入手できるAntivirus for Amazon S3というソフトを導入しました。

この導入を通して、個人的にAntivirus for Amazon S3はとても良いソフトだと思ったのですが、日本語で書かれた情報はほとんどない状態でした。もっと多くの人にこのソフトを知ってもらいたいと思い、以下の紹介記事を書いたところ、予想以上に注目していただきました(はてブで200 usersを超えたのは久しぶりでした)。

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ちなみに、前述のSecurity Hubも、このAntivirus for Amazon S3も、SREチームだけが抱え込むのではなくて、開発チームがセルフサービスで使える範囲をなるべく広くしようとしています。そのための取り組みについて、SRE Lounge #17のスポンサーセッションでご紹介しました。

SRE チームからの情報発信の強化

アンドパッド入社後に色々話を聞いていくと、SREチームは少数精鋭でアンドパッドのマルチプロダクト開発を支えていたものの、行うべきタスクに対してエンジニアが足りていない状況が見えてきました。

その気づきを得てからSREメンバーの採用を強化するために行ったことや、2023年のイベント参加(SRE NEXT 2023、CloudNative Days Tokyo 2023、プロポーザル供養会)について、以下のブログ記事でご紹介しました。

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2024年には、運良くSRE NEXT 2024のスポンサー抽選(ゴールドスポンサー)に当選し、SRE Lounge #17を共催することもできました。このSRE Lounge #17は、自分が登壇できたのもよかったですが、他の発表も非常に面白い内容だったので、かなり力を入れてイベントレポートを書かせてもらいました。

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SRE NEXT 2024では2日間ブースにいるつもりだったので、アンケート項目も自分の方で決めさせてもらい、イベント後にこのアンケート結果を集計・考察したブログを書きました。アンケートにご協力頂いた方に、少しでも「面白い」「協力してよかった」と思ってもらえていたらいいのですが……。

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また、SRE NEXT 2024では、過去の経験を活かしてSREチームリーダーの角井さんのスポンサーLT資料イベントレポートの執筆をサポートしました。イベントに不慣れなメンバーをうまくサポートできて、チームとしての活動に少し自信を持てました。